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【経済インサイド】「火力発電+EVは本当にエコ?」と疑問を呈すマツダが「夢のエンジン」開発

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【経済インサイド】
「火力発電+EVは本当にエコ?」と疑問を呈すマツダが「夢のエンジン」開発

次世代エンジン「スカイアクティブX」を報道陣に公開したマツダの小飼雅道社長=平成29年10月、山口県美祢市 次世代エンジン「スカイアクティブX」を報道陣に公開したマツダの小飼雅道社長=平成29年10月、山口県美祢市

 火力発電による電気で電気自動車(EV)を走らせることが本当にエコなのか-。自動車大手のマツダが、世界的なエンジン車の生産・販売規制の流れに疑問を呈し、環境問題解決の“切り札”としてガソリンエンジンの性能アップを進めている。EVシフトが進みそうな中でも、「夢の次世代エンジン」を開発するなど独自路線を突き進んでいる。一見、“逆走”にも見える戦略の成否はいかに-。

 EVは、二酸化炭素(CO2)を排出しない「ゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)」の代表格とされる。しかし、使用する電気の供給を考慮に入れると、火力発電で石油や石炭、液化天然ガス(LNG)を燃やす際にCO2を大量に排出している現実がある。

 平成29年10月、マツダの小飼雅道社長は東京モーターショーの記者向け説明会で環境問題について、「『Well to Wheel(井戸から車輪まで)』の考え方に基づき、本質的なCO2削減をはかる」と話した。これは、自動車の排ガスだけではなく、燃料の採掘から車両の走行まで、大きなくくりで問題をとらえるという意味だ。EVの環境性能については発電時のCO2排出を含めて考える必要がある一方、絶対数の多いガソリン車の環境性能向上が重要だとの立場だ。

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