産経ニュース

【ソウルから 倭人の眼】中国13億人民の“さらし者”にされた文在寅大統領 「属国」扱い→日本にすり寄り

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【ソウルから 倭人の眼】
中国13億人民の“さらし者”にされた文在寅大統領 「属国」扱い→日本にすり寄り

日本の植民地時代に独立運動の拠点となった「大韓民国臨時政府」庁舎の跡地を訪れ、黙とうする韓国の文在寅大統領(右から2人目)ら=16日、中国・重慶(聯合=共同) 日本の植民地時代に独立運動の拠点となった「大韓民国臨時政府」庁舎の跡地を訪れ、黙とうする韓国の文在寅大統領(右から2人目)ら=16日、中国・重慶(聯合=共同)

 訪中を前に韓国ではまたも、滞在日数が少ないやら、初日に習氏が会わないやらと、メディアからは不満が出ていた。しかし、文氏を待っていたのは、当初の不安や想像を超えた冷遇だった。

 空港に出迎えたのは、はるかに格が下の中国外務次官補。約10回の食事で共産党指導部との会食は習氏と陳敏爾・重慶市党委員会書記の2回だけ。王毅外相に至っては、文氏と握手した際、あたかも対等の関係のように軽々しく文氏の腕をたたく始末。

 これに、中国人警備員による韓国メディアのカメラマンへの暴行という想定外のオマケがついた。「国賓」とは名ばかりだった。

プライドはズタズタ

 中国の扱いに韓国世論、特にメディアは激怒した。「冷遇を超えた無礼」「無礼を超えた侮辱」「傲慢」「高圧的」「意図的かつ悪意ある態度」「暴力的な本性」「見せしめか」「飼い慣らし」。韓国各紙は連日、このような表現で、中国を非難し続けた。

 それどころか、韓国側は当初の狙いであったTHAAD問題の棚上げや、中国からの“制裁”の解除、習氏の平昌五輪出席の確約などを、中国側から全く取り付けられなかった。

 はたしてこれは外交なのか。韓国は外交的敗北どころか、最初から中国に「同等の相手」としてはみなされていなかったのだ。習氏は、THAAD問題で中国の言うことを聞かない韓国を、訪中した大統領を冷遇するという方法で、中国13億8000万人の人民を前に“さらし者”にした。「韓国の自尊心はこれ以上ないほどに傷つけられた」(中央日報)のが、韓国の素直な受け止め方だ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 中国13億人民の“さらし者”にされた文在寅大統領 「属国」扱い→日本にすり寄り
  • 中国13億人民の“さらし者”にされた文在寅大統領 「属国」扱い→日本にすり寄り
  • 中国13億人民の“さらし者”にされた文在寅大統領 「属国」扱い→日本にすり寄り

関連トピックス

「ニュース」のランキング