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【赤字のお仕事】「1人で爆笑」「あきれて失笑」は間違い? いろんな「笑い」の本来の意味とは

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【赤字のお仕事】
「1人で爆笑」「あきれて失笑」は間違い? いろんな「笑い」の本来の意味とは

 平成29(2017)年も、あと2週間ほどになりました。今年を振り返って、みなさんも泣いたり笑ったり、いろいろあったことだろうと思います。

 今回は笑うことに関する言葉の意味をいくつか取り上げてみます。「そんなの常識だよ」といわれるかもしれませんが、「えっ、そうだったの」という人がいれば、ここで取り上げたかいがあるというものです。

 まずは「爆笑」。

 「大笑いをすること」という意味でも間違ってはいませんが、辞書を見ると少々説明が物足りません。『広辞苑』では「大勢が大声でどっと笑うこと」となっています。ほかの多くの国語辞典も、「大勢がどっと笑う」という意味で載せています。1人で大笑いすることの意味がないのです。「爆」は「はじける」という意で、「おおく、たくさん」というニュアンスがあります。でも、実際に1人のときには使わないのか、といえば使われています。人数に関係なく、単なる笑いから大笑いするようなときに「爆笑した」などとしています。

 この場合は、「爆」を「はげしい」の意で使っているのだと思います。1人のときは「大笑い」で、それ以外は「爆笑」などと使い分けるのは難しそうです。

 次に「失笑」。

 文化庁が行っている「国語に関する世論調査」(23年度、以下国語調査)では、「彼の行為を見て失笑した」の例文をどちらの意味かと尋ねたのに対して、「こらえ切れず吹き出して笑う」が27.7%、「笑いも出ないくらいあきれる」が60.4%という結果になっています(「両方」と答えた人は2.7%)。

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