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【外交・安保取材の現場から】北方領土はプーチン氏圧勝なしには動かない 「総理、今です!」の時は来るか

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【外交・安保取材の現場から】
北方領土はプーチン氏圧勝なしには動かない 「総理、今です!」の時は来るか

安倍晋三首相(左)とロシアのプーチン大統領の日露交渉は来春まで「冬眠」状態に入る見通しだ=11月、ベトナム・ダナン(共同) 安倍晋三首相(左)とロシアのプーチン大統領の日露交渉は来春まで「冬眠」状態に入る見通しだ=11月、ベトナム・ダナン(共同)

 また、仮に特別な制度の創設で合意できたとしても、日露交渉には課題が山積している。プーチン氏は折に触れて安全保障上の「日本の同盟国に対する義務」に言及し、北方領土を日本に引き渡した後に米軍が展開する可能性を示唆して揺さぶりをかけてきている。

 日露関係改善の障害となってきたのが米国であるのも事実で、昭和31年に2島返還を先行しようとした重光葵外相(当時)はダレス米国務長官(同)に「2島返還を受諾した場合、アメリカは沖縄を返還しない」と恫喝(どうかつ)された。

 このことは、日露交渉が2国間だけでは進まない厳しい現実を示しているが、現在の日米関係は安倍首相とトランプ米大統領(71)の個人的な信頼関係によって強固なものとなっており、「外交上の資産」(外務省筋)とみる向きもある。

 日米交渉筋は「トランプ氏が大統領に就任してから、日露交渉が問題として議題に上ったことはない」と話し、別の外務省幹部は「トランプ氏に『日本がこれだけ頑張っているのだから、わかってくれ』と言ったら、何とかなるのではないか?」と楽観的な見方もする。

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