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【ソウルから 倭人の眼】「かまってちゃん」全開のエビ外交、「報復」で忙しい内政…あまりに“韓国らしかった”1カ月

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【ソウルから 倭人の眼】
「かまってちゃん」全開のエビ外交、「報復」で忙しい内政…あまりに“韓国らしかった”1カ月

トランプ米大統領夫妻歓迎晩餐会のメニュー。マツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビ、「独島エビ」の和え物が並ぶ(韓国大統領府のホームページより) トランプ米大統領夫妻歓迎晩餐会のメニュー。マツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビ、「独島エビ」の和え物が並ぶ(韓国大統領府のホームページより)

 翌日に予定されていた韓国のビッグイベントである全国一斉の大学入学試験(修能)は1週間延期され、テレビのトップニュースもほぼ1週間、地震関連の日が続いた。

 東日本大震災の際、中央日報など一部の韓国紙は、1面トップに「日本沈没」とまるで自然災害に見舞われた日本の災難を喜ぶような大きな見出しを掲載した。だが、いざ自然災害がわが身に降りかかってきたら、そうはいかないらしい。

 メディアは避難所の様子を伝え、余震に注意するよう呼びかけていた。韓国政府も、外遊から帰国したばかりの文在寅大統領が緊急会議を招集し、疲れた表情を見せつつも、状況把握や対策に務めていた。当局とメディアの対応は当たり前なもので、地震に限っては国は正常に機能している。

 負傷者が出たものの、幸いなことに犠牲者はなし。ただ、地震は思わぬところで相変わらずの韓国の姿を見せてしまった。手抜き工事の発覚だ。建物の外壁やレンガが崩れ落ち、路上に駐車してあった車は直撃され、屋根が陥没。建物のコンクリートにはたくさんのヒビが入り、鉄筋がむき出しになったところもある。

日本に学べ。でも、日本にだけはやられない

 日本ではM5・4程度の地震で、鉄筋コンクリート製の建物がこれほどのダメージを受けることはまず考えられない。だが、韓国では現に起きている。さっそくメディアからは恒例のバッシングが続出した。

 同時に見られたのが、また日本との比較だ。数多くの地震を経験してきた日本の対策に学ぶべきだとの主張で、自然災害はもちろん、百貨店の崩壊、橋の崩落、大型旅客船事故など、手抜きなどが原因の事故が起きるたび、韓国ではこの手の「日本を見習え論」が必ずといっていいほど登場する。

 米中との首脳会談を終え韓国政府からは、文正仁大統領特別補佐官をはじめ、「政権発足半年で、朴槿恵政権末期からの外交の空白を取り戻した」との自己評価の声が聞かれる。「よくやった」といったところだろうが、韓国の内政や外交は、1年余り前の朴槿恵政権のスキャンダルが発覚する前から、進歩はうかがえない。相変わらずの状態で、よく言っても「これから」というところだ。

 国内では旧政権のあら探しと追及など、身内(韓国内)での足の引っ張り合いや政争が続き、手抜き工事は相変わらず発覚。中国にはやられっぱなしでも、歴史上繰り返してきたように、やはり強く出られない。

 その一方、中国にはやられても、日本にだけはやられないし、やられたくない。日本が韓国に何もしなくても、である。

 対中関係改善に続き、文在寅政権は対日関係の改善を模索しようとしている。ただし、日本へのアプローチがあっても、相変わらずの韓国の対日歴史観を根底にしたものであることは間違いない。当然、歴史問題を盾にした“対日反則技”もあり得る。米韓首脳会談で見せた韓国の手法がそれを予期させる。これまで韓国が繰り返した対日姿勢に加えて。

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