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【ソウルから 倭人の眼】「かまってちゃん」全開のエビ外交、「報復」で忙しい内政…あまりに“韓国らしかった”1カ月

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【ソウルから 倭人の眼】
「かまってちゃん」全開のエビ外交、「報復」で忙しい内政…あまりに“韓国らしかった”1カ月

トランプ米大統領夫妻歓迎晩餐会のメニュー。マツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビ、「独島エビ」の和え物が並ぶ(韓国大統領府のホームページより) トランプ米大統領夫妻歓迎晩餐会のメニュー。マツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビ、「独島エビ」の和え物が並ぶ(韓国大統領府のホームページより)

 トランプ氏の日韓中訪問で、韓国が最も気にしていたのは「コリア・パッシング(韓国素通り)」だ。韓国での滞在が日中よりも1日少ないことにこだわっていたことに、その胸中がうかがえた。韓国が重視されていないことことへの不安感だ。韓国は無視されることを非常に気にする。たとえ無視されていなくても、かまってもらえないことが不安なようだ。

 しかし、トランプ氏は歴訪国のうち唯一、韓国で国会演説をし、コリア・パッシングをしないことを示してくれた。トランプ氏は韓国を安心させ、韓国を後にしたわけだ。

 首脳会談前に、韓国大統領府は「国賓であるトランプ大統領を温かくお迎えしましょう」などと国民に呼びかけていた。にもかかわらず、市民団体は騒いだ揚げ句の末、トランプ氏の車にものを投げつようとした。さすがにこの非礼に対しては、韓国メディアの多くが恥ずかしさを込め振り返り、批判していた。

 一方で、首脳会談をめぐって韓国の保守系メディアからは、日本との比較に明け暮れ形式にこだわったことを戒め、米韓首脳会談に中身があったのかを疑問視する指摘もあった。

 韓国の存在をアピールしたいがため、やり過ぎてしまう。思いついたら後先考えず、やっちゃおうという、韓国にありがちのパターン。しかも、手際が悪い。

バツの悪さなどなし

 トランプ氏は、晩餐会の終わりに抱きついてきた老女を、その瞬間まで元慰安婦だとは思っていなかったそうだ。トランプ氏に元慰安婦とは認識させないまま抱擁に至った。まさに“瞬時の技”だが、首をかしげたくなる“サプライズ”だ。しかし、これについて韓国は意に介していない。

 日本政府は「独島エビ」と元慰安婦の招待について、晩餐会があった7日のうちに韓国側に抗議した。しかし、翌朝の韓国紙はどうだとばかりに抱擁シーンの写真を掲載。一部の韓国紙電子版は「安倍に衝撃を与えた」「安倍首相にひと泡吹かせた」「慰安婦・拉致被害者、韓日首脳がトランプの前で勝負」などと、喜々としてその様子を報じていた。

 ここでも、“憎き安倍”に吠えづらをかかせたつもりなのだ。“日韓味比べ”じゃあるまいし、常に日本を意識し続けた韓国はまぎれもなく、自らの習性となっている「日本との比較」をトランプ氏にも強いようとした。韓国を称賛してもらい悦に入りたかったわけなのか。

 米国大使館はトランプ氏と元慰安婦の抱擁について「単なる人間的なジェスチャーで、政治的な観点から見たくはない」(ナッパー駐韓代理大使)と踏み込まずに寛容な姿勢を示した。

 だが、明らかに韓国によく見られる手法だ。特に日本がからめば何でもあり。相手のことを顧みず、ドサクサ紛れのスタンドプレーで、お仕着せ的なやり方。外交的非礼であれ、韓国では“日本との勝負”となれば何でも許される。日本国民がどう思っていようが。

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