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【防衛オフレコ放談】沖縄・翁長雄志知事が“天唾”? 政府計画妨害も米軍基地返還遅れの「もろ刃の剣」

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【防衛オフレコ放談】
沖縄・翁長雄志知事が“天唾”? 政府計画妨害も米軍基地返還遅れの「もろ刃の剣」

米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古移設をめぐる訴訟を支援する集会で話す翁長雄志知事(中央)=10月10日午後、那覇市 米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古移設をめぐる訴訟を支援する集会で話す翁長雄志知事(中央)=10月10日午後、那覇市

質問攻勢で政府対抗

 条例が改正されれば辺野古移設への影響も懸念される。

 防衛省は辺野古移設で海上埋め立てや滑走路建設を中心に環境アセスを終えているが、それらの工事に付随し、建設予定地に隣接するキャンプ・シュワブ陸上部でも新たな施設建設が想定される。そうした施設建設で環境アセスを求められれば、辺野古移設の全体計画が遅れる可能性がある。

 そのため、政府は対抗策として11月28日に数十項目にわたる質問状を県に提出し、攻勢に転じた。県は同29日を期限に防衛省などに条例改正案に関する意見照会を求めていたが、質問に対する回答があるまで意見提出を留保する。

 それにより条例改正案のとりまとめは遅れ、年明けの県議会での可決を経て来年3月に改正条例を公布するという県の想定通りに作業は進まなくなる。

 同時に、20ヘクタール以上という仕分けがどういう根拠に基づいているのかや、建設する施設の(1)外周(2)造成(3)建物-のいずれの部分の面積を指すのかについても県の見解をただす。

統合計画にも影響

 政府は、条例が改正されれば嘉手納(かでな)基地(嘉手納町など)より南にある米軍基地の統合・返還計画に遅れが生じることも問題視している。

 統合・返還計画の柱となるのは、極東一と呼ばれる広大な兵站(へいたん)補給整備基地として軍需物資や生活用品を貯蔵している牧港(まきみなと)補給地区(浦添市)だ。那覇市の市街地に近い牧港補給地区は返還後の跡地利用への期待が地元では大きい。

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