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【経済インサイド】「EVに走行税かけろ!」揮発油税を負担の石油業界ブーイング 政府の財政健全化にも影響

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【経済インサイド】
「EVに走行税かけろ!」揮発油税を負担の石油業界ブーイング 政府の財政健全化にも影響

東京モーターショーでホンダが展示したコンセプトEV。電動化の進展でガソリン税収は減少が見込まれる=10月、東京都江東区(宮川浩和撮影) 東京モーターショーでホンダが展示したコンセプトEV。電動化の進展でガソリン税収は減少が見込まれる=10月、東京都江東区(宮川浩和撮影)

 ドイツは2030年、フランスやイギリスは40年にガソリン車などの販売を禁止する方針。世界最大の自動車市場の中国も19年からEVやFCVなど新エネルギー車を一定割合販売するようメーカーに義務付ける。

 結果、ガソリンや軽油などにかかる税収は大幅に落ち込む見込み。日本エネルギー経済研究所の試算によると、15年の経済協力開発機構(OECD)参加35カ国の自動車用ガソリン・軽油関連の税収は3700億ドル(約42兆円)に上る。

 だが、自動車の電動化が急速に進むシナリオでは、30年に35カ国の新車販売の30%がEVやFCVなどに代わり、税収は2700億ドルと27%減少する。50年には新車販売のうちガソリン車などがなくなると想定し、税収は790億ドルと15年の2割程度に縮小する。

 日本では平成27年度の揮発油税の税収(国税分)は約2兆4600億円。これが2割程度になると、消費税1%分に相当する約2兆円が吹き飛ぶ計算だ。

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