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【外交・安保取材の現場から】インド太平洋戦略は日本の勝利か 不気味に響くトランプ氏の「米国第一」

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【外交・安保取材の現場から】
インド太平洋戦略は日本の勝利か 不気味に響くトランプ氏の「米国第一」

来日したトランプ米大統領(左)と晩餐会で乾杯する安倍晋三首相=11月6日夜、東京・元赤坂の迎賓館 来日したトランプ米大統領(左)と晩餐会で乾杯する安倍晋三首相=11月6日夜、東京・元赤坂の迎賓館

 日米同盟にかつてなかった現象が生じている。とはいっても同盟が危機に陥っているわけではない。日本が提唱した戦略に米国が歩調を合わせているのだ。

 「光栄にも自由で開かれたインド太平洋に向けたわれわれの構想を共有できた」

 トランプ米大統領(71)は11月10日、訪問先のベトナム・ダナンで行った演説で、こう強調した。法の支配、個人の権利、航行・上空通過の自由の3原則も掲げた。「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、安倍晋三首相(63)が昨年8月にケニアで開かれたアフリカ開発会議(TICAD)で打ち出したものだ。

 外務省幹部はトランプ氏の11月のアジア歴訪について「今回の最大の成果は自由で開かれたインド太平洋だ。貿易を除けば日本が言っていることとほとんど同じ。そのまま乗っかっていることが分かる」と歓迎する。これは決して政府の手前みそとは言い切れない。野党・希望の党の長島昭久政調会長(55)も11月28日の衆院予算委員会で「国際秩序を、日本と米国で共同して立て直していこうという方向性を示したという意味で画期的だった」と評価した。

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