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「30歳定年説」後に退社を選んだ元テレ朝女子アナ、前田有紀さんが見つけた新しい“居場所”

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「30歳定年説」後に退社を選んだ元テレ朝女子アナ、前田有紀さんが見つけた新しい“居場所”

フラワーアーティストとして活躍している元テレ朝アナウンサー、前田有紀さん フラワーアーティストとして活躍している元テレ朝アナウンサー、前田有紀さん

 元テレビ朝日アナウンサー、前田有紀さん(36)が、英国留学を経てフラワーアーティスト(花を表現に用いる芸術家)として活動している。結婚式やイベントで飾る花の企画会社を設立したり、アフリカなど各国の珍しい花のオンライン通販サイトの監修者として作品を提供したりしている。「庭のない都心で暮らす人たちにも緑を感じてほしい」。女子アナ時代から抱き続けた思いが、まさに今花開いている。

(※11月25日にアップした記事を再掲載しています)

本当に好きなこと

 前田さんは慶応大学総合政策学部を卒業し、2003年にテレビ朝日アナウンス部に入社した。入社からわずか6日後にサッカー情報番組「やべっちF.C.」の進行アシスタントになったスピード抜擢(ばってき)は、語りぐさになっている。

 ほかにも「くりぃむクイズミラクル9」を担当するなどスポーツやバラエティー番組を中心に女子アナとして活躍した。

 仕事がら、さまざまな人たちに会った。そして気づいた。

 「サッカー選手をはじめ一流アスリートの方々は、皆さん目が輝いている。仕事に全身全霊で向き合い、結果を残している人たちは、その仕事が心底好きなのだ」

 では、自分が一番大事なものは何か? 自問の末にたどり着いた。

 「花が好きで、自然に憧れがある」

 実際に女子アナとしての忙しい生活の合間で、フラワーアレンジメントの教室に通ったり、花を買って帰ったりしていた。

 「花に触れていると、都会にいながら、気持ちを開放できる。花に携わって生きていけたら…」

 気づいてしまった花への思いは、募るばかりだった。

 「裏表がなく、仕事に対してもまじめで、スタッフの間でも人気だ」(10年9月11日付夕刊フジ)と局関係者が語るほど誠実な仕事を続けてちょうど10年となった13年3月、テレ朝を退社した。

 30歳で会社をやめる例が多いことから女子アナ「30歳定年説」などと言われるが、前田さんの退社は32歳だった。

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