産経ニュース

【江藤詩文の世界鉄道旅】南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【江藤詩文の世界鉄道旅】
南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分

これがあのハイラムビンガム号! 機関車はペルーレイルの他の列車と同じなのがなんだが、連結している客車はすごい これがあのハイラムビンガム号! 機関車はペルーレイルの他の列車と同じなのがなんだが、連結している客車はすごい

 ペルーの旅のプランニングは、これまでになく困難を極めた。トシをとればとるほど雑用が増えるなか、16日間の完全休暇を確保するだけでもたいへんだ。ところがペルーといえば地球のほぼ裏側。一生に二度と行けないかもしれないと思うと欲が出た。これがタイや台湾なら「また今度」と思えるのだけど。

 絶対に乗りたかったのは、マチュピチュ行きのあこがれの列車「ハイラムビンガム」号。いつも予約で満席の大人気の列車だ。これに(後日レポートしますが)1週間に1度しか運行しない寝台車と、ハイラムビンガムに乗るなら泊まりたいけれど、こちらもいつも予約で満室の大人気のホテルを組み合わせたい。さらに航空券の空き状況もある。こんがらがった糸を解きほぐすように根気強く調整し、すべてがピタッと収まったときには、はるか昔に「テトリス」をすべてクリアしたとき以上にスカッと爽快感を覚えた。

 それほどまでに乗りたかった夢の列車、ハイラムビンガム号。ご存じの通り、マチュピチュ遺跡を発見したアメリカの探検家、ハイラム・ビンガムの名を冠したラグジュアリーな観光列車だ。マチュピチュへの足がかりとなるクスコと、遺跡観光の拠点となるマチュピチュ村を1日1往復している。

 私が乗車した時期の出発駅は、クスコの中心から車で30分ほどに位置するポロイ駅。出発の定刻は09時05分だが、チェックイン手続きなどがあるため08時35分に到着するのが望ましい。夢の列車の乗車を前に気がはやっていたうえ、このときはまだペルーのタクシーを信頼していなかった私は、ホテルのコンシェルジュの静止を振り切って早めに出発したため、一番乗りで8時に到着してしまった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分
  • 南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分
  • 南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分
  • 南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分
  • 南米ペルーのハイラムビンガム号(1)マチュピチュ行きの“夢の列車”は、乗車前からVIP気分

「ニュース」のランキング