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【赤字のお仕事】「横須賀」は神奈川だけじゃない 思い込みが赤字を招く

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【赤字のお仕事】
「横須賀」は神奈川だけじゃない 思い込みが赤字を招く

 いささか旧聞に属しますが、今年のプロ野球・ドラフト会議は、早実・清宮幸太郎選手が7球団の指名を受けるなど大いに盛り上がりをみせました。

 そのドラフト会議に関連して、テレビで松井秀喜選手(元巨人、ニューヨーク・ヤンキース)が指名を受けた当時の会場の光景が映りました。瞬間の映像で不確かな部分もあるのですが、画面には競合指名となった4球団、「読売 松井秀喜 星陵高」「福岡ダイエー 松井秀喜 星陵高」「阪神…」「中日…」の表示が映し出されました。

 「ん? 星陵」。私の目に4球団の「陵」の文字が飛び込んできました。

 正しくは「星稜」で、紙面の校閲をしている時でもよく見かける間違いですが、その瞬間、テレビ画面を通して過去の「赤字」が大きくクローズアップされたような気がしました(おおげさですが)。

 一方で、全国的には、「広陵」「向陵」「北陵」「光陵」など「陵」の付く校名の方が多く目につき、「星陵高」も実際に静岡、兵庫両県で見られます。

 ただ、私の頭の中に「松井=星稜、星稜の『稜』はのぎへんのりょう」の一方的刷り込みがあるせいか、政治面などで出てくる東京・永田町の「星陵会館」を以前、思わず「星稜会館」と直しそうになったことがありました。こういった思い込みは、誤りの原因にもなります。

 サンケイスポーツか夕刊フジの紙面だったと思いますが、平成24年、中日から1位指名された慶大・福谷浩司投手のプロフィルを見たとき、当然と思っていたことに、「そうか」と気づかされ、さらに「えっ」と驚かされました。

 出身高校が「愛知・横須賀高」と記されていたのです。

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