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【スゴ技ニッポン】“スポンジ”が透明に 京大発ベンチャーが開発した「窓用断熱材」がすごい 

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【スゴ技ニッポン】
“スポンジ”が透明に 京大発ベンチャーが開発した「窓用断熱材」がすごい 

板状に成型加工したティエムファクトリの透明な断熱材「SUFA(スーファ)」=東京都港区 板状に成型加工したティエムファクトリの透明な断熱材「SUFA(スーファ)」=東京都港区

 京都大学発の素材開発ベンチャー、ティエムファクトリ(東京都江東区)は、透明性が高い窓用断熱材を工業材料化する事業を本格的に始めた。京大との共同研究で、軽量で断熱性が極めて高い「エアロゲル」と呼ぶスポンジ状の発泡体を透明化。板状にして窓の断熱材として活用する。断熱材の名称は「SUFA(スーファ)」で、透明な窓にサンドイッチのように挟むだけで従来の断熱材をはるかにしのぐ効果が得られるという。実用化に向け、大手建材メーカーと共同開発を進めている山地正洋社長(41)に抱負を聞いた。

 --エアロゲルとは

 「直径数十ナノ(1ナノは10億分の1)メートルの穴が無数に開いたものだ。体積の90%程度は空気でできている。だから透明で非常に軽い。ガラスに挟む形で施工し、断熱性能は板ガラスの4倍にもなる」

 --窓ガラスに使用した場合のメリットは

 「窓材は、1つでも(重さ)数百キロに達するケースもあるので、施工の際には大人数で運ぶ必要がある。しかし、スーファを使用すれば大幅な軽量化が可能になる。しかも戸建て住宅で採用されると、寒さ対策から窓がなかった北側にも設置でき、もっと採光しやすくなるなど、戸建て住宅の付加価値を高めることになる」

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