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【iRONNA発】介護人材不足 大移民時代に突入した「亡国ニッポン」を憂う  三橋貴明

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【iRONNA発】
介護人材不足 大移民時代に突入した「亡国ニッポン」を憂う  三橋貴明

介護施設で入所者を介助する外国人スタッフ 介護施設で入所者を介助する外国人スタッフ

将来に重大な禍根

 今の安倍政権は、恐るべき熱心さで日本の「移民国家化」を推進していっている。24年には68万2千人だった日本の外国人雇用者数は、28年に108万4千人に達した。4年間で、およそ1・6倍にまで増えたのである。

 特に、今後も人手不足が深刻化することが確実な介護分野において「移民」受け入れを決めてしまったことは、将来に重大な禍根を残す可能性が高い。むろん、今後も「外国人労働者」の需要が拡大すると、なし崩し的に規制緩和が進み、やがては「ヒトの売り買い」でもうける大手派遣業者ら「政商」が市場に参入してくることになる。

 やがて、わが国の国民に、「介護? ああ、外国人が働く業界ね」といった認識が広まり、日本の介護サービスは移民無しでは成り立たない状況に至る。そこまで行くと、もう後戻りはできない。われわれは日本国の二千年を超す歴史上初めて「移民国家、日本」を将来世代に引き継ぐことになってしまうのである。

 本当に、それでいいのだろうか。

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 【プロフィル】三橋貴明氏(みつはし・たかあき) 経済評論家。昭和44年、熊本県生まれ。東京都立大(現・首都大学東京)経済学部卒。外資系IT企業などに勤務した後、中小企業診断士として独立。著書に『移民亡国論』(徳間書店)、『財務省が日本を滅ぼす』(小学館)など多数。

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