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【政界徒然草】民進党代表選に「投げ出し辞任」の蓮舫氏が一時浮上の“怪”

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【政界徒然草】
民進党代表選に「投げ出し辞任」の蓮舫氏が一時浮上の“怪”

民進党の新代表候補に一時名前が浮上した蓮舫氏=10月24日、国会 民進党の新代表候補に一時名前が浮上した蓮舫氏=10月24日、国会

 「より強い民進党を新たな執行部に率いてもらうのが最善」。辞任会見でそう述べていた蓮舫氏自らも再登板に“乗り気”だったという。

 その証拠に、蓮舫氏は候補者受け付け(10月31日正午から午後1時)まで精力的に動いた。31日午前には、国会内で小川敏夫参院議員会長(69)と会談し、出馬の可能性を探った。受け付け開始以降も蓮舫氏の陣営は国会内に集まり、党所属議員に支持を取り付ける電話攻勢をかけていた。

 なぜ、そこまで躍起になるのか。その答えは、党内問題にある。大塚氏は右派勢力で、左派勢力は蓮舫氏を担ぎ対抗軸を作ることに傾注した。現に蓮舫陣営は右派の大塚氏が「左派を排除する」という“怪情報”を流すなど、なりふり構わぬ作戦で粘った。

 結局、蓮舫氏は代表選立候補に必要な20人の推薦を集めることができず、24人から推薦を取り付けた大塚氏のみが立候補し、新代表に就任した。代表選は右派と左派が混在する矛盾を内包する民進党の変わらぬ現状を示しただけだった。

 「志と目標を共有できる他党の仲間と手を携え、粉骨砕身、全力で取り組む」。31日の両院議員総会でこう力を込めた大塚氏の声がむなしく響いた。 (政治部編集委員 長嶋雅子)

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