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【原発最前線】「今後は自治体とコミュニケーションを」 方針転換?規制委の真意は

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【原発最前線】
「今後は自治体とコミュニケーションを」 方針転換?規制委の真意は

東京電力福島第1原発を視察する更田豊志原子力規制委員会委員長代理(当時)=8月4日(原子力規制庁提供) 東京電力福島第1原発を視察する更田豊志原子力規制委員会委員長代理(当時)=8月4日(原子力規制庁提供)

「今まで来た道には戻らない」

 定例会後の会見で「自治体とのコミュニケーション重視」の真意を問われた更田氏は「スタンスとして大きく変わるものではない。田中前委員長にも『もっとやるべきだ』という考えはあったと思うが、国会開会中は東京を離れられないなどの制約があり、踏み出せなかった部分もあった」と説明。

 その上で、「(規制庁に)おいでになった方に全て会うことは今後も難しいが、現地に行ったときに公開の場でお目にかかる形は取れる。私たちが何かを話しに行くというより、話を聞きに行くということ。問いかけがあればお答えするのが役割だと思う」と述べた。

 自治体との面談ではこれまで、「福島第1原発のような事故は起きないと言ってほしい」と求める自治体側に対し、規制委側が「二度と起こさないという思いで審査はしているが、これで安全、安心ということはない」という趣旨の答えを返す場面が目立った。更田氏は「地元の方々との意見の食い違いは今後もあると思う。私たちは意見のすり合わせをしに行くのではなく、説得しに行くのでもなく、何かをお勧めに行くわけでもない。意見は伺う。私たちは私たちの仕事の内容を説明する。だけれども、ここまでやってありますからどうぞご安心くださいと言うはずがないし、今まで来た道に決して戻らない」と、“安全神話”からの決別を改めて強調した。

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