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【江藤詩文の世界鉄道旅】泰緬鉄道博物館(2)建設に携わった日本人でもタイ人でもない…オーストラリア人が泰緬鉄道を保護する理由?

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
泰緬鉄道博物館(2)建設に携わった日本人でもタイ人でもない…オーストラリア人が泰緬鉄道を保護する理由?

平和を願って寄贈されたステンドグラス 平和を願って寄贈されたステンドグラス

 泰緬鉄道の旅がハイライトを迎え、多くの観光客で賑わうカンチャナブリー駅。その近くにある「泰緬鉄道博物館(タイ-ビルマ鉄道センター)」は、あるオーストラリア人男性が、コツコツと収蔵した泰緬鉄道に関する資料を公開している私設博物館だ。

 オーナーのオーストラリア人男性ロッドさんは、鉄道沿線に暮らす地元の人たち、特に若い世代が鉄道への関心が低く、このままでは歴史的に意味のある泰緬鉄道をタイ国鉄が廃線にしてしまうのではないか、また時代とともに歴史的事実が風化してしまうのではないかと危惧して事実をリサーチし、それを博物館というかたちで展示することに踏み切った。

 館内に掲示されている60枚以上のパネルや映像、当時の写真などはロッドさんとその志に賛同した仲間たちが、聞き取り調査をしたり、残された資料を収集したりして、まとめたものだ。鉄道模型や当時の様子を再現したジオラマなども、少しずつ増やしてきたという。

 博物館内は基本的に観光客の写真撮影を禁止しているが、ロッドさんは私が日本人だとわかると、特別に写真撮影を許可してくれた。理由は、日本人旅行者にももっと足を運んでほしいから。日本のガイドブックなどが取材にくることはほとんどないそうだが、ロッドさんは日本人にも関心を持ってもらうことで、もっと日本人から話を聞き、日本側の視点に立った展示も増やしたいと考えているという。

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