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【iRONNA発】拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博

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【iRONNA発】
拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博

トランプ米大統領(左端)と面会した横田早紀江さん(前列右から3人目)ら北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバー=6日、東京・元赤坂の迎賓館(ロイター) トランプ米大統領(左端)と面会した横田早紀江さん(前列右から3人目)ら北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバー=6日、東京・元赤坂の迎賓館(ロイター)

日本は「放置国家」か

 自衛隊は邦人保護のために外国へ行く場合、相手国の承認を必要とすることになっている。だからどんなチャンスが訪れても、現状では救出に行くことは不可能である。認定か未認定かに関わりなく、拉致被害者家族に対して「法律上助けることはできません」と面と向かって言えるのなら言えばよい。それは法治国家ではなく「放置国家」であると自ら認めたことになるが、できるかのような幻想を抱かせるよりは誠実であるといえるだろう。

 今回の総選挙で与党は大勝した。野党第一党になった立憲民主党はリベラル色が強いが、枝野幸男代表は何だかんだ言っても東日本大震災当時の官房長官である。非常事態に対処した経験はあるのだ。そして日米関係はとにもかくにも良いのである。ある意味条件はそろっているように見える。

 あとは自分でどこまでできるかであり、逆に言えば、これだけ条件がそろっても自分でやらなければ何もできないのである。安倍晋三首相は北朝鮮有事に対処するための解散だと言った。それならば選挙に勝った以上、しっかりと対処しなければならないはずである。

 本来、トランプ大統領に拉致被害者家族を会わせるというのは恥ずかしいことだ。「拉致被害者の救出は日本がやります。米国も協力してください」と言うべきである。

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