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【経済インサイド】10月→歴代最長16連騰、11月→四半世紀ぶり高値…驚異的株高に「死角」あるか?

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【経済インサイド】
10月→歴代最長16連騰、11月→四半世紀ぶり高値…驚異的株高に「死角」あるか?

 「日本株にとっての2大リスク要因は『北朝鮮』と『米国株の急落』だ」。こう語るのは、ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト。核実験や弾道ミサイル発射といった北朝鮮の軍事的挑発はこのところなりを潜めており、金融市場の警戒感は後退している。井出氏は「本当に軍事衝突になると考えている人は少ないだろう」とする一方で、「北朝鮮リスク自体がなくなったわけでもなければ、軽減されたわけでもない。いずれ確実に再燃すると思っておいた方がよい」と警鐘を鳴らす。「特に警戒されるのは、12月17日の故金正日総書記の命日」と話す。

 そして米国株は、ダウ工業株30種平均など米株式市場の主要3指数がいずれも過去最高値圏を謳歌(おうか)している。7~9月期決算は多くが市場予想を上回る利益をあげているのに加え、トランプ米政権が掲げる米税制改革の進展期待が高まり、ドル高や米株高につながっている。

 日本株の当面の見通しについて、カブドットコム証券の斎藤社長は「米国株次第ではないか」と語る。何らかのきっかけで米国株が崩れれば、日本株も悪影響は免れない。足元では堅調な米景気や利上げで引き締め局面にある米金融政策の行方には目が離せない。

(経済本部 森田晶宏)

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