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【野口裕之の軍事情勢】朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

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【野口裕之の軍事情勢】
朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

攻撃は米軍単独か米中連合軍か国連軍か多国籍軍か?

 米軍単独OR米中連合軍OR国連軍OR多国籍軍…と、数種の編成が考えられるが、冒頭で述べたように、関係国中で最悪の被害が予想される日本の支援態勢はあきれるほど整っていない。

 有事の際の日米地位協定を精査しても、惨状は明らかだ。

 地方の主要空港・港湾の優先活用+弾薬・燃料・通信・医療の提供&支援につき、議論が煮詰まっていない。地方の反米軍基地闘争や反原発闘争をながめると、地方自治体との協議は難航が予想され、多くは朝鮮半島有事に間に合わないだろう。

 日米地位協定を記した日米安全保障条約改定は1960年。58年近くの間、日本は憲法改正を含む軍事上の重要課題から逃げまくったが、重要課題のヤマを残したまま戦後最大の国難を迎える。

 北朝鮮が暴発し、休戦協定が破棄され、国連軍OR国連公認の多国籍軍が編成されたとしよう。その時、北朝鮮の第一標的(既に撃ち込まれている?)たる日本の国連大使は、国連の議場でこう弁解するのか。

 「憲法上の制約で、国連軍(多国籍軍)には参加できませんが、資金面での支援は惜しみません。感謝の心も忘れません」

 国連の安保理常任理事国入りを目指す前に、「戦後平和主義」なる偽善・独善の仮面を脱ぐのが順番というものだ。

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