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【野口裕之の軍事情勢】朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

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【野口裕之の軍事情勢】
朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 国連が北朝鮮に対する軍事行動を公認する主な合理的基準を列挙すれば、以下のようになる。

 (1)安全保障理事会の「お墨付き」。 

 (2)対北攻撃後、北朝鮮が「より良い国」になる。国際情勢も安定する。

 (3)国連軍OR多国籍軍と朝鮮人民軍の間の戦力バランス(比例原則)。

 (4)対北攻撃以外に、核・ミサイルの実戦配備や核拡散を阻止できぬ「最終手段」であること。

 (5)北朝鮮が「極端な人権侵害」を止めない場合。

 (6)金正恩政権の転覆は認めない。

 まず(1)。「お墨付き」の形態はさまざまある。

 国連安保理は朝鮮戦争勃発後、複数の決議で米軍が指揮を執る多国籍軍編成による軍事力行使を決めた。国連憲章第7章に基づく、安保理が指揮する国連軍ではないが、国連決議で、国連旗を使用し、「国連軍」を名乗ることを許された。

 続いて(2)。24年間も国際社会をだまし、核・ミサイル開発に狂奔してきた北朝鮮を「より良い国」にするには、対北朝鮮攻撃以外の手段はゼロに近い。攻撃の結果、国際情勢も安定する。

 (3)は今後の問題ではあるが、北朝鮮は一貫して核兵器使用を否定しておらず、米軍は起爆力を可能な限り弱めた戦術核の使用も考えている。

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