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【野口裕之の軍事情勢】朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

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【野口裕之の軍事情勢】
朝鮮戦争休戦後、最高度に緊迫する半島情勢 有事で国連軍の主力は米軍と中国人民解放軍?

朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」発射訓練の成功を喜ぶ、金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)。日時は不明。朝鮮中央通信が9月16日報じた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 そして今ひとつ、日本には《朝鮮国連軍》の《後方司令部》が在る。後述するが、後方司令部を緒戦で壊滅する作戦は戦のイロハ。北朝鮮の朝鮮国連軍・後方司令部攻撃は、日本攻撃と同義なのだ。

 仮に、対北攻撃が12月であれば、「二重の意味」が「三重の意味」となる。わが国の国連安保理・非常任理事国の任期は12月まで残しており、12月は議長国でもある。

自衛隊と米軍に加え英仏軍が合同訓練を実施するワケ

 今次小欄は、朝鮮国連軍に関する説明より入る。

 朝鮮国連軍は北朝鮮・朝鮮人民軍の対韓奇襲侵略に対抗し、1950年に始まった朝鮮戦争劈頭で編成された多国籍軍である。

 指揮権は米軍が有するが、「国連軍」の冠を国連安保理決議で許された戦史上、戦闘を目的とした唯一の多国籍軍だ。朝鮮戦争は1953年に休戦となったに過ぎず、終結はしていない。従って、朝鮮国連軍は今も解散していない。

 わが国は朝鮮国連軍に参加してはいないが、朝鮮国連軍との間に現在も有効な地位協定を締結。後方司令部所在の横田基地(東京都)など、国内の米軍7基地の利用を承認している。朝鮮戦争休戦以降、最高度に緊迫する半島情勢に鑑みれば、後方司令部が再び本格的運用に戻る可能性は一気に増している。

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