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勉強は二の次、実態は“出稼ぎ”の「偽装留学生」排除へ 日本ようやく審査厳格化に乗り出す

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勉強は二の次、実態は“出稼ぎ”の「偽装留学生」排除へ 日本ようやく審査厳格化に乗り出す

過去10年の外国人留学生数の推移 過去10年の外国人留学生数の推移

 関係者によると、審査厳格化の対象は、中国▽ベトナム▽ネパール▽ミャンマー▽スリランカ-の5カ国の留学生と、受け入れ先となる日本語を専門的に教える日本語学校や専門学校だ。

 政府は20年、日本理解を深め、国際交流を活発化させるため「留学生30万人計画」を策定。留学生受け入れの拡大を推進していた。一方で、審査が不十分で、就労目的の留学生の増加が問題となる中、法務省が適正化に乗り出した格好だ。

 法務省関係者は「一部の日本語教育機関が『偽装留学生』の窓口となっている。審査の厳格化で留学制度の適正化を図っていく必要がある」と話している。

外国人留学生 「留学」の在留資格で日本に滞在している外国人の総称。1回の審査で許可される在留期間の最長は4年3カ月で、更新もできる。法務省によると、平成29年6月末段階で全国に29万1164人いる。29年上半期に新規で入国した外国人留学生は約6万人。国別では中国が最も多く1万9073人。次いでベトナムの1万4772人となっている。

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