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【トランプ旋風から1年(3)】2つのロシア疑惑 政治の不安定化が狙いか

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【トランプ旋風から1年(3)】
2つのロシア疑惑 政治の不安定化が狙いか

9月下旬、スペインの在サンフランシスコ総領事館前でカタルーニャ自治州の独立を訴えるカリフォルニア州独立運動団体「イエス・カリフォルニア」のマーカス・ルイス・エバンス代表(右から2人目)ら(同団体提供) 9月下旬、スペインの在サンフランシスコ総領事館前でカタルーニャ自治州の独立を訴えるカリフォルニア州独立運動団体「イエス・カリフォルニア」のマーカス・ルイス・エバンス代表(右から2人目)ら(同団体提供)

 確認のため、カリフォルニア州中部フレズノのカフェで待ち合わせたイエス代表マーカス・ルイス・エバンス(41)は「メディアは証拠もないのに嘘を書いている」と憤った。ロシアの団体がモスクワでの1泊分のホテル代を支払ったと認めつつも「大使館は閉鎖した」と強調した。

 フレズノ住民から独立運動への意見を聞いていると、空軍を退役したマーク・ボイド(52)に「運動の本部はモスクワにある」と耳打ちされた。「ロシアは州の独立で米国を小さくし、自国を相対的に大きくしたい」というのがボイドの見立てだ。

 ロシアが英国のEU離脱を含む各地の分離・独立運動に関心を持つのには、西側諸国の政治状況を不安定化させる狙いがあると指摘される。ロシア疑惑がトランプ政権を揺るがしているのは間違いない。大統領選のトランプ陣営幹部ら3人が起訴され、うち1人はロシアと関係する人物からクリントンの「醜聞」に関わるメール提供を持ちかけられたことが明らかになった。

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