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牙城守るか新潟 下克上なるか東北・北陸…ブランド米“戦国時代”到来 減反廃止見据え、農家の収入確保狙う

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牙城守るか新潟 下克上なるか東北・北陸…ブランド米“戦国時代”到来 減反廃止見据え、農家の収入確保狙う

 「コシヒカリと双璧をなすトップブランドとして、長く親しんでいただけるよう努力していく」。新潟県の担当者は必勝を誓う。

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 各県が相次いで高級米を市場に投入する背景には、コメの生産量を抑えて価格を維持する国の減反政策が30年に廃止されることがあるといわれる。減反廃止後の値崩れを心配する声も上がっており、稼げる農業への転換は急務だ。

 関係者には「ブランド化を図ることで農家の収入向上につなげたい」との思いは強く、「『食べてみたい』という消費者の購買意欲を刺激することで顧客の掘り起こしができれば」との声も漏れる。

 とはいえ、近年は少子高齢化や食生活の西洋化などの影響で、コメの需要量は年間8万トンペースで減少しており、市場の奪い合いが激化するのは必至。比較的安価な外食産業向けなどの業務用米は需要が伸びているとされ、どのマーケットで勝負していくか、中長期的視点に立った戦略も求められそうだ。

 

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日本穀物検定協会が昭和46年産米から毎年公表している。専門家がコメを試食して、「外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価」の6項目を審査。5段階で評価を行っている。最上級は「特A」。28年産米では新潟・魚沼産コシヒカリなど44銘柄が特Aに選ばれている。

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