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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】「即戦力」とは言えないが…それでもドラフトの目玉、清宮幸太郎に期待!

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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】
「即戦力」とは言えないが…それでもドラフトの目玉、清宮幸太郎に期待!

U-18W杯の豪州戦に臨んだ日本代表・清宮幸太郎。「即戦力」の根拠は木製バットへの対応にある=カナダ・サンダーベイ(矢島康弘撮影) U-18W杯の豪州戦に臨んだ日本代表・清宮幸太郎。「即戦力」の根拠は木製バットへの対応にある=カナダ・サンダーベイ(矢島康弘撮影)

 10月26日に行われるプロ野球のドラフト会議の目玉は、何と言っても清宮幸太郎内野手(18、早実)だろう。日本記録とされる高校通算111本の本塁打を放った左のスラッガーには、ドラフト1位で10球団以上の競合もささやかれている。

 将来的なメジャー志向も明言しており、私もかねてから注目してきた選手の一人だ。ラグビー元日本代表の克幸氏(50)を父に持つ“サラブレッド”。2012年、東京北砂リーグ時代にリトル・リーグの大会で「世界一」に輝き、「すごいバッターがいる」と一気に噂が広がった。中学では名門の調布シニアに入団。そして高校球界で人気と実力を兼ね備えた早実へと進み、エリート街道を歩んできた。

 印象深いのは15年夏の甲子園。スカウトは選手を見やすい座席を求め、朝の4時過ぎにはチケット売り場に並ぶ。ところが、すでに「スーパー1年生」といわれていた清宮選手の出場する日は、早朝から彼目当てのファンでふくれあがっていた。いまに続く「清宮フィーバー」を実感したのはこのときだ。

 1年生のときの清宮選手は、甲子園で2本のアーチを架けはしたものの、独特の打ち方をしていた。手首を使ってこねながら打つ、と表現したらいいだろうか。インコースをしっかり巻き込んで打っていたのだが、プロの目からすると、打撃の際に「小細工」を使っているように映った。将来性を考えたとき、しっかりとフルスイングできる選手になるのか、バックネット裏のスカウト陣には「?」マークが浮かんでいたものだった。

 もちろん、長打力、器用さはその当時から、高校レベルをはるかに超えていた。あとはどう育っていくか。聞くところによると、清宮選手に対して、細かな打撃の指導などは、学校側から行われていなかったらしい。そこが気がかりだった。

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