産経ニュース

【野党ウオッチ】希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【野党ウオッチ】
希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか

会談を終え、握手する希望の党代表・小池百合子都知事と民進党の前原誠司代表=10月5日、東京都新宿区(飯田英男撮影) 会談を終え、握手する希望の党代表・小池百合子都知事と民進党の前原誠司代表=10月5日、東京都新宿区(飯田英男撮影)

 小池氏が「これまでをリセットする」と宣言して突如、希望の党代表に就いた時期でもあり、民進党内は総じて「小池劇場に乗れば大丈夫」と楽観していた。逆に、安倍首相は一時、民進党と希望の党が大同団結することに危機を感じたのか、「元気がなくなった」(首相周辺)とされる。

 ただ、ここから前原氏の誤算が2つ重なった。1つは希望の党が独自候補の擁立へのこだわりが予想以上に強く、民進党との候補者調整で軋轢を生んだことだ。

 小池氏の「リベラルは排除する」という言葉ばかりが報道されるが、実態はそう簡単ではない。希望の党側は、小池氏や若狭勝前衆院議員が立ち上げた政治塾の塾生らの擁立に執心し、選挙区に支援組織を持つ民進党出身者の公認申請を拒むケースが少なくなかった。

 小池氏の地元の東京では、衆院選前に民進党を離党した結党メンバー以外は踏み絵を踏んでも公認することを拒まれた。民進党関係者は「党の世論調査を示しながら、希望の党の独自候補で戦っても勝てない地域の候補変更を求めたが、テコでも動かないケースがあった」と振り返る。こうした姿勢が独裁的な雰囲気を醸し出し、「反小池」勢力の拡大や立憲民主党の結党へとつながったともいえる。

 もう1つは、小池氏が衆院選に出馬しなかったことだ。小池氏は「百パーセント出馬しない」と繰り返し語っていたが、額面通りに受け止める向きは少なかった。政権交代を目指す以上、党首が首相指名を受けられる衆院議員を目指さないとなれば、全体の士気に関わるからだ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
  • 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか

関連トピックス

「ニュース」のランキング