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【野党ウオッチ】希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか

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【野党ウオッチ】
希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか

会談を終え、握手する希望の党代表・小池百合子都知事と民進党の前原誠司代表=10月5日、東京都新宿区(飯田英男撮影) 会談を終え、握手する希望の党代表・小池百合子都知事と民進党の前原誠司代表=10月5日、東京都新宿区(飯田英男撮影)

 実はこのインタビューに私も同席していたが、前原氏の言いぶりからは「このまま共産党との共闘路線を強めても、政権には戻れない」との強い危機感がにじみ出ていた。インタビューの合間には「共産党との共闘は『是非も含め見直す』とずっと言い続けていたでしょ」とも語り、今回の「非共産への純化」作戦を確信犯的に実行した様子もみてとれた。

 前原氏の側近は「共産党と候補を一本化すれば、20~30の選挙区で与野党の勝敗が逆転するかもしれないが、自民党政権は倒せない。政権を託してもらえるほどの支持を得るには、党内分裂を招いても共産党との関係を清算する必要があった」と打ち明ける。

 小池氏は、旧民主党が何日も徹夜国会を強いて反対した安全保障関連法を容認し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設も「着実に進める」と明言する。かつて徹底抗戦していた民進党議員の豹変ぶりに目をつむれば、「現実的な安全保障政策」という「踏み絵」を踏ませたのは二大政党制の一翼を担うためのプラットホーム作りだったともいえる。

 ×   ×   × 

 前原氏が民進党を事実上「解党」し、希望の党への合流を検討していることが明らかになったのは、衆院解散前日の9月27日だ。当時の民進党では、最終的に立憲民主党に身を委ねた前職ですら「野党勢力を糾合し『小池首相』を担げば政権交代だ」などと小躍りしていた。別の前職は「北朝鮮情勢の悪化を理由にすれば、安保法制の踏み絵も踏める。共産党には大局にたって候補擁立を見送ってもらい、安倍首相を倒すことを最優先にしよう」ともあけすけに語っていた。

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