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【赤字のお仕事】思い込みがミスを招く 昔の新聞の切り抜きを見て反省 

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【赤字のお仕事】
思い込みがミスを招く 昔の新聞の切り抜きを見て反省 

 過去に使っていた産経ハンドブックを開いたら何枚かの新聞の切り抜きが出てきた。スクラップしようとして挟み込んだままというわけではない。そのうちの1枚の記事は以下のことが書いてあった。

 「毎日、インターネットで産経新聞のホームページ、産経Webをつくっている。ほとんどパソコンを使っての作業。朝早くから数台のマック(マッキントッシュ社製のパソコンの愛称)がフル稼働である。いまでこそ、何とか作業に加わり、せっせとマウス(ねずみのような操作装置)を動かしているが、普通の記者職からこの新局へ配属された当初は、チンプンカンプンだった。それまでパソコンを触ったことすらなかったのだから当然のことだった。マック歴ウン年の“パソコン猛者”らから指導を請い、ちょっとずつ覚えていった。猛者の教え方の早いこと。油断していると、もう次の画面。手元にはメモ書きマニュアルが山になったものだ」(※記事は数カ所で改行されており、最後に記者の名前もあるが省略した)

 記事は夕刊1面に掲載されたもので、日付を確認すると平成8年7月のある日のものだ。現在、東京本社では夕刊を発行していないが、産経新聞の題字横に週替わりで記者が編集余話というミニコラムを載せていて、その切り抜きだった。

 20年以上も前のことである。まだパソコンは高価なもので、文書作成などはワープロを利用していた。「インターネット」もこの前年に新語・流行語大賞のトップテン入賞したものの一般には浸透しておらず、電話回線での接続のため電話代を気にしての利用だった。

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