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【iRONNA発】ラスベガス銃乱射 米国の銃規制を阻む「最強のラスボス」 前嶋和弘氏

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【iRONNA発】
ラスベガス銃乱射 米国の銃規制を阻む「最強のラスボス」 前嶋和弘氏

銃乱射事件の犠牲者を悼み、目抜き通りに並んだ十字架=6日、米ラスベガス(共同) 銃乱射事件の犠牲者を悼み、目抜き通りに並んだ十字架=6日、米ラスベガス(共同)

 この自衛については合理的な面も確かにある。しかし、私がどうしてもゆがんでいると感じるのはこの国の銃文化である。これが二つ目の銃が増え続ける理由でもある。米国では、父親が息子を野生動物の狩りに連れ出し「男の生き方を教える」といったマッチョ的な文化が、南部や中西部など保守的な地域で根づいている。

 筆者はかつてワシントンやその郊外に約8年住んでいたが、最後に住んだ郊外のアパートで、その文化の一端を知ることになった。そのアパートはちょっとした小さな森と隣接し、たまに愛らしい小鹿が現れた。その姿をみるために毎朝、妻と森を散歩するのが楽しみだった。

 だが、ある日玄関先で管理人らが「鹿を仕留めよう」とうれしそうに話しているのを聞き、強い口調で止めたが、翌日以降、小鹿の姿を見かけることはなかった。「マッチョ的文化」が根づく米国では、銃は格好をつけるのに必要な小道具でもある。個人的には耐えられない。ただ、それが拡大再生産的に大きくなっているのも事実だ。

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