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【衆院選 政策を問う】(2)社会保障 負担の受け入れ説得が肝心 津田塾大教授・森田朗氏

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【衆院選 政策を問う】
(2)社会保障 負担の受け入れ説得が肝心 津田塾大教授・森田朗氏

津田塾大学の森田朗教授=11日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影) 津田塾大学の森田朗教授=11日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)

 すべての人が幸せになる方法はそうそうなく、誰かに負担のしわ寄せがいく。負担を受け入れるよう説得するのが政治的なリーダーシップとして最も肝心だ。(中村智隆)

     

【メモ】

 医療や年金、介護にかかる社会保障費は高齢化で増え続け、平成29年度予算では、歳出の3割超に当たる32兆4735億円に膨らんだ。政府は財政健全化計画で、28~30年度に社会保障費の自然増を年約5千億円に抑制する方針を掲げ、28、29年度予算では達成した。ただ、34年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者になり始め、社会保障費の増勢は加速することが確実。30年には計画の進(しん)捗(ちょく)を点検し、財政再建に向けた施策を見直す予定で、社会保障費を抑えるための効果的な制度設計が最大の課題となっている。

     

【プロフィル】森田朗氏

 もりた・あきら 東大法卒。東大大学院教授、東大公共政策大学院院長、学習院大教授などを歴任し、平成29年4月から現職。厚生労働省中央社会保険医療協議会会長、国立社会保障・人口問題研究所所長も務めた。66歳。神戸市出身。

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