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【競馬通信】凱旋門賞で日本馬は惨敗だが… 海外馬券発売1年の総決算でみえた拡大へののろし 現金で買える日も近い?

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凱旋門賞で日本馬は惨敗だが… 海外馬券発売1年の総決算でみえた拡大へののろし 現金で買える日も近い?

凱旋門賞で見せ場なく15着に敗れたサトノダイヤモンド(9)。またも日本馬制覇の悲願は持ち越された=10月1日、シャンティイ競馬場(奈良武撮影) 凱旋門賞で見せ場なく15着に敗れたサトノダイヤモンド(9)。またも日本馬制覇の悲願は持ち越された=10月1日、シャンティイ競馬場(奈良武撮影)

 日本中央競馬会(JRA)は2016年10月の凱旋門賞から日本馬が出走する海外の主要レースを独自のオッズで馬券を発売してきた。昨年は1年間で12レースを発売した。インターネットによる購入に限られているものの、総売上額は134億9000万円超だった。海外馬券の人気が定着するか、勝負の2年目に入った。JRAが繰り出す新たな振興策とは-。

 2回目の馬券発売となった注目の17年の凱旋門賞(GI)。世界最高峰のレースは、10月1日にフランス・パリ郊外のシャンティイ競馬場(芝2400メートル)で5カ国18頭が出走して行われた。馬券はレース発走の13時間前の1日午前10時から、発走4分前まで発売された。

 昨年のGI菊花賞、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンド(牡4歳)と、同じ池江泰寿厩舎のサトノノブレス(牡7歳)が出走したが、見せ場を作れずじまいでサトノダイヤモンドが15着、サトノノブレスは16着に終わり、またも日本競馬界の悲願ははね飛ばされた。

 昨年は前哨戦のニエル賞(GII)を勝ったマカヒキに期待が集まり、初の発売との相乗効果も手伝って予想の2倍以上に達する42億円近い売り上げを記録した。今年のサトノダイヤモンドは前哨戦のフォワ賞(GII)を6頭立てで4着に敗れたうえに、本番では天候が悪く、重い馬場とあって上位進出は難しいとの前評判だった。

 そんなこんなでJRAでは1年間の海外馬券の売り上げで30%を占めた凱旋門賞の売り上げが、今年は大幅に減るのではと心配していた。だが、34億4333万6600円と7億円の減少にとどまった。1番人気の3歳牝馬エネイブルへの関心の高さなど、日本馬のみならず純粋に海外競馬を楽しむことが完全にファンに定着したことの証明でもあった。

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