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【国難を問う(1)】迫る北朝鮮有事 後方支援、難民、戦費…日本に課せられる重い課題とは?

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【国難を問う(1)】
迫る北朝鮮有事 後方支援、難民、戦費…日本に課せられる重い課題とは?

北朝鮮の労働新聞が8月26日掲載した、韓国の延坪島と白●(=領の頁を羽の旧字体に)島の占領を想定した特殊作戦部隊による攻撃訓練の写真(コリアメディア提供・共同) 北朝鮮の労働新聞が8月26日掲載した、韓国の延坪島と白●(=領の頁を羽の旧字体に)島の占領を想定した特殊作戦部隊による攻撃訓練の写真(コリアメディア提供・共同)

 難民を保護しつつ武装難民の活動を抑止するには、警察官よりも自衛隊員による警備が望ましいが、自衛隊による警備には治安出動の発令が不可欠となる。

 政府関係者は「そうした準備はほとんどできていない」と語るが、政府内で極秘裏に検討が始まっていると見てよい。

 副総理兼財務相の麻生太郎は9月23日に宇都宮市での講演でこう語った。

 「難民が船に乗って新潟、山形、青森の方に間違いなく漂着する。不法入国で10万人単位。どこに収容するのか。警察で対応できるか。自衛隊、防衛出動か。じゃあ射殺か。真剣に考えた方がいい」

 一部メディアは「射殺」という言葉だけを批判したが、発言は政府が難民問題を真剣に検討している証左だといえる。

   × × ×

 戦費負担も大きな問題となる。

 1991年の湾岸戦争で米軍が費やした戦費は611億ドル(現在の為替レートで約6兆8700億円)だった。北朝鮮有事ではどれぐらい必要なのか。

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