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【法廷から】「誹謗を止めたい」50キロ歩いて欅坂46の握手会を妨害した男の素顔

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【法廷から】
「誹謗を止めたい」50キロ歩いて欅坂46の握手会を妨害した男の素顔

「欅坂46」のイベント会場で発煙筒のようなものから上がる白煙=6月24日、千葉市の幕張メッセ(参加者提供) 「欅坂46」のイベント会場で発煙筒のようなものから上がる白煙=6月24日、千葉市の幕張メッセ(参加者提供)

 「金がないから、成田空港から幕張メッセまで歩いた」-。被告人の口から飛び出したのは、驚きの行動だった。アイドルグループ「欅坂(けやきざか)46」の握手会会場で、発炎筒をたくなどして威力業務妨害罪などに問われた札幌市白石区の無職、阿部凌平被告(25)の初公判。しかし、激しい憎しみを抱き、約50キロを歩くほど犯行に執念を燃やしていたわけではない。その動機は、拍子抜けするほど自己中心的で短絡的なものだった。

(※10月1日にアップした記事を再掲載しています)

 千葉地裁で9月21日に行われた初公判。阿部被告は丸刈りに黒ぶち眼鏡をかけ、白いシャツと黒っぽいスラックス姿で被告人席に着いた。裁判官からの質問などには前を見てはっきりと応えたが、証人尋問に立った父親に対しては、うつむく場面もみられた。

 起訴状などによると、阿部被告は、6月24日午後7時40分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われた握手会の会場で発炎筒をたいてイベントを妨害したほか、会場で果物ナイフ1本を所持したとされる。阿部被告は、自身のバッグに発炎筒と果物ナイフを入れ、歩いて会場まで来た。

 検察側の冒頭陳述で、犯行までの経緯が明らかになる。欅坂46のメンバーに対する誹謗(ひぼう)中傷する投稿がインターネット上にはびこっていたことから、メンバーがイベントでナイフで傷つけられそうになる事件を起こせば、同情が集まって誹謗は止むと考えたのが、そもそもの始まりだったという。

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