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【赤字のお仕事】大人でも「知恵熱」は出るのでしょうか?

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【赤字のお仕事】
大人でも「知恵熱」は出るのでしょうか?

 「ふだんはそんなに心配しないくせに、あんまり考え込むと、知恵熱が出るよ」

 大人になってからも、こんなふうに人から言われたり、人に言ったりしたことはありませんか?

 私も、普段の会話では使ったことがありますが、これは本来の言葉の使われ方とは違うということをご存じでしたか?

 大型の国語辞典である『日本国語大辞典』(小学館)で「知恵熱」を引いてみると、

 《生後六~七か月ごろの乳児に起こる発熱。知恵がつきはじめる時に起こると俗に考えたことからいう。歯のはえはじめる時期に起こるため、歯牙熱ともいう。感冒や扁桃(へんとう)炎などによることが多い。知恵ぼとり》

 とあります(辞書の説明文中の「知恵ぼとり」はあまり見ない言葉です。この「ぼとり」は、「熱る=ほとる」から来た言葉で、「熱くなること。熱を帯びること」を言います)。

 生後6、7カ月(辞書によっては生後1年ぐらいまで)の乳児、赤ちゃんの時の「発熱」のことをいうのが、元々の意味だと分かります。思っていた以上に「幼少時」の熱ですね。では、世間一般ではどれくらいの人が本来の「知恵熱」の使い方をしているのでしょう?

 文化庁が行った「平成28年度 国語に関する世論調査」(調査時期は平成29年2月~3月。全国16歳以上の男女2015人=有効回答数。調査対象総数3566人)がこのほど発表されました。

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