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【赤字のお仕事】人は頭が「真っ白」になると顔は「真っ青」になる?

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【赤字のお仕事】
人は頭が「真っ白」になると顔は「真っ青」になる?

 入社したての頃、校閲部の年配の先輩が大きな虫眼鏡で活字を追っている姿を見て、驚いた記憶があります。今では自分もその先輩と同じくらいの年齢になり、微妙な活字の違いを見分けるときなど、いちいち眼鏡を外して活字を追っているさまから、やっと先輩に“仕事の姿勢”だけでも追いついたかなと思うことがあります。

 微妙な活字の違いといえば、「崇」と「祟」がその顕著な例です。特に人名に「崇」の字が入っていると、「眼鏡を外す度合い」がグッと増します。

 「崇」と「祟」では、「山」と「出」のちょっとした違いですが、大きな違いで、気を使います。それは以前、子供の名前に「悪魔」と名付けたことがさまざまな議論を呼びましたが、「悪魔」の名前と同様に「祟(たた)り)」と読む文字が入った名前は、まずありえないとする前提に立つからです。

 以前、会社での昼食時の会話で、私は作家の椎名誠さんの名前が出てこず、会社帰りの電車の中で突然、思い出したことがありました。

 名前が出てこないことは最近よくあることで、その度に何か名前のきっかけを探ろうと頭の中で必死にもがいてイラ立ったりします。

 一体、自分の「頭の中」はどうなっているのか。前述の眼鏡のしぐさと同様、これも「年齢」からくるものと思いつつ、まだ、「椎名誠さん」の時は思い出せただけいいかと自らをなぐさめもしました。

 では、これは「年齢」によるものではありませんが、次の「頭の中…」はどうでしょうか。

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