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【WEB版 島を歩く 酒を造る】(7)酒造りの大変さ・奥深さと佐渡の魅力を知った1週間  

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【WEB版 島を歩く 酒を造る】
(7)酒造りの大変さ・奥深さと佐渡の魅力を知った1週間  

体験終業後には、尾畑酒造の平島健社長から卒業証書を受け取った 体験終業後には、尾畑酒造の平島健社長から卒業証書を受け取った

 文字にすると簡単だが、辛口にするということは、酵母がもろみの中の糖をできるだけ分解して、糖分をなくすことだ。だが、分解のスピードが早過ぎると、酵母が弱ってしまい活動しなくなるので、それを見張る必要がある。

 酵母は言葉を話すわけではないので、蔵人がもろみの温度やアルコールの濃度を測って状態を確認したうえ、水を加えたり、タンク内の温度を調整したりして酵母の活動をコントロールするのだ。もちろんデータもあるのだが、蔵人の長い経験と勘が必要になるそうだ。

 最後は使用した道具をいつものように丁寧に、感謝の気持ちを込めて洗い、1週間に及ぶ辛口産経の仕込み体験を終えた。

卒業式に感無量

 終了後には平島健社長と尾畑留美子専務がやってきて、「卒業式」を開いてくれた。たった1週間しか体験していないにもかかわらず、平島社長から卒業証書を手渡され、感無量の思いになった。

 「卒業式っていいものだな」。4年間通い続けた大学の卒業式に面倒くさがって出席しなかったことを少しだけ後悔した。

 これまでずっと一緒に作業してきた大人の食の月刊誌「dancyu(ダンチュウ)」(プレジデント社)のウェブ編集長、江部拓弥さん(47)、将来は薬膳料理の店を開きたいというアステラス製薬の梶井寛さん(58)、佐渡で農業を営む岩谷浩臣さん(49)もそれぞれ卒業証書をもらった。いよいよ3人ともお別れだ。

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