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【iRONNA発】解散の大義 政治は「人として踏むべき道」を進んでいるか 川上和久氏

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【iRONNA発】
解散の大義 政治は「人として踏むべき道」を進んでいるか 川上和久氏

衆院解散を表明した安倍晋三首相の記者会見を伝える街頭テレビ=9月25日午後、東京・有楽町 衆院解散を表明した安倍晋三首相の記者会見を伝える街頭テレビ=9月25日午後、東京・有楽町

カギは無党派層

 そもそも解散に大義もへったくれもない。自分たちに都合がいい時期を選んで解散できる首相、自分たちに都合が悪い時期に解散されることで口汚くののしる野党。こうなるとカギを握るのはやはり無党派層か。有権者もハナから大義などに期待はしていないが、「勝てそうだから」という首相の思惑もあってか、今のところ選挙への関心は低い。

 ただ、このタイミングでの解散に、安倍首相にひと泡吹かせようと野党に一票を投じるという動きは有り得る。もちろん、首相の老獪(ろうかい)な手法に敬意を表し、北朝鮮対応に期待して与党に一票を投じる可能性もあるが、そもそも「反安倍の受け皿」がないとの消去法で棄権する人も出てくるだろう。

 前回衆院選は、投票率が50%台前半と低迷した。新党を結成した小池百合子都知事が「台風の目」になる可能性はあるが、このまま選挙戦に突入すれば、後世から「大義なき解散」にふさわしい衆院選だった、というありがたくない評価をこれまで同様に積み重ねていくことになるのかもしれない。

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