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【野口裕之の軍事情勢】トランプ米大統領は核使用を「核のボタン」ではなく「ビスケットとフットボール」で命ずる!?  

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【野口裕之の軍事情勢】
トランプ米大統領は核使用を「核のボタン」ではなく「ビスケットとフットボール」で命ずる!?  

手を振りながら大統領専用機エアフォースワンに乗り込むトランプ米大統領=8月22日、米アリゾナ州ユマ(AP) 手を振りながら大統領専用機エアフォースワンに乗り込むトランプ米大統領=8月22日、米アリゾナ州ユマ(AP)

 小欄は一貫して北朝鮮に核・ミサイル開発を断念させ、地球規模の核拡散という悪夢を食い止めるべく経済制裁を加えても限界があり、もはや対北武力行使しかないと主張し続けてきた。さもなければ米国は、米国に届くICBM(大陸間弾道ミサイル)を断念させる代わりに、日本に届く弾道ミサイル受け容れ「核保有国家」に認定。実業家出身のトランプ氏による危ない取引(ディール)で、わが国は北朝鮮に要求を呑ませ続けられる属国に成り下がる。外国の投資・観光は激減し、経済を含む国力が次第に削がれていく。

 しかし、まだ武力行使の段階ではない。武力攻撃は、米国が不断に続けているシミュレーションが《過去最低の犠牲者数》+《作戦目的達成への成功率80%》をはじき出し、《最良の日》を厳選できて後のこと。

 しかも、「真正核兵器」の投射は文字通り『最終手段』だ。各種通常型ミサイル&無人・有人の航空戦力&大規模な特殊作戦部隊をはじめとする通常戦力と並行して使われる可能性があるのは、小欄でも度々触れてきた《電磁パルス(EMP)攻撃》や小さな核爆弾ミニ・ニューク(戦術核)を搭載した《地中貫通核爆弾》など。

 EMP攻撃は上空での核爆発により→巨大な雷のような電波が津波のように地上に襲来→電子機器をマヒさせ軍事用を含むインフラを機能不全にする。核爆発に伴う熱波や衝撃波は地上に届かず、被攻撃側の人々の健康に直接の影響はない。

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