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【江藤詩文の世界鉄道旅】タイ鉄道ナムトック線(1)第二次世界大戦中に旧日本軍が敷設 英語での通称「死の鉄道」を旅する

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
タイ鉄道ナムトック線(1)第二次世界大戦中に旧日本軍が敷設 英語での通称「死の鉄道」を旅する

日10本の列車が発着するトンブリー駅 日10本の列車が発着するトンブリー駅

 タイを代表する有名な列車のひとつが、ミャンマーとの国境近くの町ナムトクとバンコクを結ぶタイ鉄道西線(ナムトック線)だ。いや、こう呼んだほうがわかりやすいだろう。「かつての泰緬鉄道」と。第二次世界大戦中に旧日本軍が敷設した鉄道で、映画『戦場にかける橋』にも描かれたあの鉄道だ。

 ちなみに、この列車はタイとミャンマーにまたがって敷設されたため、日本では当時の名のまま「泰(=タイ)緬(=ビルマ=ミャンマー)鉄道」と呼ばれているが、英語での通称は「デスレイルウェイ(死の鉄道)」。タイ鉄道でも一般的にそう呼ばれている。

 現在は観光列車としてオプショナルツアーにも組み込まれている「泰緬鉄道」のハイライトは、カンチャナブリーという橋のたもとの町より先になる。バンコクから行く方法はさまざまで、ラクチンな順に並べるとチャーター車(約2時間)、1日ツアーへの参加、ロットゥー(乗り合いミニバス、約2時間半)といったところ。もっとも安くてもっとも時間がかかり、もっともハードな移動手段が鉄道だ。宿泊していた5ツ星ホテルのコンシェルジュに、ほとんど懇願するように止められながら、私は始発駅に向かった。

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