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【WEB版 島を歩く 酒を造る】(6) 1人寂しく平安期からの歴史を体験 

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【WEB版 島を歩く 酒を造る】
(6) 1人寂しく平安期からの歴史を体験 

今年の「辛口産経」新酒(見本)。右が1.8㍑瓶、左が720㍉㍑瓶 今年の「辛口産経」新酒(見本)。右が1.8㍑瓶、左が720㍉㍑瓶

 作業が進むにつれて、みんな無口になってきた。こうした慣れない作業で疲れているのだ。逆にいうと蔵人のみなさんはいつもこんな作業をしているのかと思うと尊敬の念さえわいてくる。

 日頃から体を動かしておけばこんなことにはならないのだろうと少し後悔しつつも、なんとかふんばって、6日目の作業を終えた。

■一獲千金目指して

 終了後、少し時間があったので、産経新聞社の「辛口産経」仕込み体験募集に応募し、2日目まで一緒に作業していた東京都品川区の主婦、多ヶ谷美津子さん(58)が「楽しい場所でした」とおすすめしていた学校蔵近くの佐渡西三川ゴールドパーク(佐渡市西三川)を訪れた。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の国内推薦候補である「金を中心とする佐渡鉱山の遺跡群」の1つ、西三川砂金山の跡地に建てられた体験型資料館で、昔の砂金取りの方法や道具などを紹介しているほか、一年を通じて砂金採り体験を楽しめるのが特徴だ。平成2年に開館し、年間約5万人が訪れるという。

 遺産群では、長年の金採掘によって山が二つに割れた「道遊の割戸」や人形を使って採掘の様子を再現した相川金銀山が注目されがちだが、そもそも佐渡の金銀山の歴史は、平安時代に西三川砂金山が発見されたことに始まる古い歴史を持つ。

 西暦1100年ごろの『今昔物語』に「佐渡の国にこそ金(こがね)の花、栄(さ)きたる所有りしか」と記述されているほどその歴史は古く、1460年ごろから大規模開発が始まったとされる。上杉謙信の軍資金を潤わせ、豊臣・徳川時代にも大量の砂金が採掘されたといい、豊臣時代には年間約250キロの砂金が掘られていた。

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