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【iRONNA発】所有者不明土地問題 根底にある「触らぬ神にたたりなし」 友森敏雄氏

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【iRONNA発】
所有者不明土地問題 根底にある「触らぬ神にたたりなし」 友森敏雄氏

所有者不明の土地が急増するなか、今後マンションなどでも深刻化することが予想されている=東京都多摩市(本社ヘリから、酒巻俊介撮影) 所有者不明の土地が急増するなか、今後マンションなどでも深刻化することが予想されている=東京都多摩市(本社ヘリから、酒巻俊介撮影)

マンションも深刻

 結局、このような現状となる原因を生む仕組みを変えていく必要がある。まずは「任意」となっている不動産登記だ。「所有者不明土地問題研究会」が行ったサンプル調査によれば、大都市では6・6%、それ以外では26・6%が最後の登記から50年以上が経過しているということが分かった。

 登記経過年数別に所有者不明となる割合を見ると、30年未満で21%、30~49年で37%、50~69年で62%、70~89年で79%、90年以上で80%となっている。登記の「義務化」を含めて、誰が現在の土地の所有者か、明確にするための仕組みが必要になる。

 そして何より求められるのが、所有者のモラルだ。いらなくなったら「放置する」ではなく、土地をどう処分するのかまで責任を持たなければならない。今後「多死社会」となる中で、所有者不明の土地問題は、ますます深刻化することが予想される。

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