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【水内茂幸の野党ウオッチ】クモの糸は欲しいけど…共産党切るのか共闘か どちらでも混乱・民進試される前原誠司代表

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【水内茂幸の野党ウオッチ】
クモの糸は欲しいけど…共産党切るのか共闘か どちらでも混乱・民進試される前原誠司代表

新執行部のあいさつ回りで共産党を訪れ、志位和夫委員長(右)と握手を交わす民進党の前原誠司代表。このときはがっちり握手したが…=9月8日、国会内(斎藤良雄撮影) 新執行部のあいさつ回りで共産党を訪れ、志位和夫委員長(右)と握手を交わす民進党の前原誠司代表。このときはがっちり握手したが…=9月8日、国会内(斎藤良雄撮影)

 代表選で前原氏を支持した議員には、民進党が再び政権交代可能な2大政党の一翼を担うため、共産党とは一線を画し、党が現実的な安全保障政策を掲げるよう求める議員も多かった。

 民共共闘は、岡田克也元代表(64)が昨年の参院選から始めた。参院選では「安全保障関連法の廃止、立憲主義の回復」などを共通政策に掲げて32の改選1人区で野党統一候補を擁立し、野党は前回選挙の5倍以上となる11勝をあげた。

 しかし反作用として、民進党には共産党に引っ張られるような党運営が目立つようになっていった。党は綱領に憲法改正をうたう改憲政党のはずだが、憲法の全条項厳守を求める共産党に配慮したのか、民進党内の憲法改正議論は停滞した。8月に離党した細野豪志元環境相(46)は、周囲に「蓮舫氏が『党として改憲に関する考えをまとめる』と約束したので代表選で支持したが、事実上ほごにされ、離党の最終決断につながった」と打ち明けている。

 実際、昨年9月に蓮舫氏が代表に就任した直後、共産党など4野党首で結んだ合意には「安倍政権での憲法改悪を許さない」「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない」といった言葉が並んだ。

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