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【WEB版 島を歩く 酒を造る】(5)芝浦工大の「佐渡木匠塾」を訪ねる 地元に溶け込んだものづくり

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【WEB版 島を歩く 酒を造る】
(5)芝浦工大の「佐渡木匠塾」を訪ねる 地元に溶け込んだものづくり

「佐渡木匠塾」に参加している芝浦工業大学大学院修士1年の高橋紡花さん=8月5日、新潟県佐渡市の稲鯨漁村センター(松崎翼撮影) 「佐渡木匠塾」に参加している芝浦工業大学大学院修士1年の高橋紡花さん=8月5日、新潟県佐渡市の稲鯨漁村センター(松崎翼撮影)

■佐渡マジック

 次に学生が自炊しながら集団生活をしているという稲鯨漁村センターに向かい、修士1年の高橋紡花(ふうか)さん(22)に話を聞いた。

 10年以上続けてきたプロジェクトなので、地元の人たちが活動を理解してくれていて、作業も生活もとてもやりやすいという。今年は稲鯨の盆踊りに参加して、木工のワークショップを行うそうで、地元に溶け込んでいることが理解できる。

 高橋さんは「一番の佐渡の魅力は人の温かさ。佐渡の人に会うために毎年来ています」と強調する。「私は東京で一人暮らしなのですが、人間関係が希薄。ここの人たちは違い、頻繁にコミュニケーションをとってくれる。毎日のように魚や貝を持ってきてくれたりするんです」と笑みを浮かべる。

 一方で、学生とは言ってもお金をもらっている以上、しっかりしたものを作らないといけないので、プレッシャーもあるという。「準備をしていないとツケが回って、寝ないで作業するとか大変なことになります」

 食事スペースや学生らが寝泊まりしている大部屋などを案内してもらっていると、「木匠塾では毎年1組以上のカップルができる『佐渡マジック』があるんですよ」と高橋さんが言い出した。うらやましい。残念ながら彼女はマジックにかかっていないそうだが…。

 高橋さんのいきいきとして楽しそうな表情を見ていると、自分が学生時代、フィリピン・レイテ島でホームステイしながら、道路を作る団体に所属していたことを思い出した。

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