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【日曜講座 少子高齢時代】第3子の増加策 子育て世帯の転勤なくせ 論説委員・河合雅司

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【日曜講座 少子高齢時代】
第3子の増加策 子育て世帯の転勤なくせ 論説委員・河合雅司

 中学3年生を対象にした調査ではあるが、「20代で結婚したい」とした男子は41・9%、女子は60・3%に上った。最初の子供を持つ時期についても男子が31・2%、女子は51・0%が「20代で子供を持ちたい」と回答した。

 彼らが中学1年生だったときに「具体的には考えていない」と回答していた人に限れば、男子は20・4%、女子では31・1%が「20代で子供を持ちたい」に転じた。

 中学3年生時点での回答であり、成長過程で意識の変化はあるだろう。だが、これらの世代には現在の30~40代の晩婚・晩産化傾向を否定的にとらえている人もいる。彼らが大人になる前に、できる対策は行う必要がある。

 政府のこれまでの少子化対策は「子育て支援」の側面が強く、すべての子供に均一的なサービスを目指す傾向にあった。

 だが、出生数を回復させるには、こうした発想を改めざるを得ない。20代以下で出産した人や3人以上出産した母親に対するインセンティブを強めることである。

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