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【川村妙慶の人生相談】30歳の娘が婚約相手と何かとぶつかるように…入籍先送りで同居から始めてみましたが

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【川村妙慶の人生相談】
30歳の娘が婚約相手と何かとぶつかるように…入籍先送りで同居から始めてみましたが

イラスト・千葉真 イラスト・千葉真

 親鸞聖人は「念仏には無義をもって義とす」(「歎異抄」)とおっしゃいました。聖人は「義」を「はからい」と訓読しています。はからい、とは思い計ることです。自分の人生の意味を考え、価値を計ることです。思い通りにならないと「この結婚、意味があるのか?」と嘆くようになるのです。しかし、「思い通りになる」ことは自分の価値観でしかないのです。相手はそのことで迷惑を受けることもあるのです。

 逆に、思い通りになったとしても長くは続きません。またさまざまな問題が降りかかってくるのです。このようなはからいを超えるようにという呼びかけが「念仏」なのです。怒りには「私は正しい」という思いが根底にあるのです。しかし、それが100%正しいとは限らないと思えたとき「ごめんね。お互いの気持ちを確認しあいながら生きていこう」と一歩引いて、南無阿弥陀仏ととなえましょう。あとは阿弥陀さんが怒りを引き受けてくださいますよ。

回答者

 川村妙慶 僧侶兼アナウンサー。52歳。ラジオのパーソナリティーとして活動するほか、ブログの法話を日替わりで更新している。著書に『人生が変わる親鸞の言葉』(講談社)など。

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