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【川村妙慶の人生相談】30歳の娘が婚約相手と何かとぶつかるように…入籍先送りで同居から始めてみましたが

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【川村妙慶の人生相談】
30歳の娘が婚約相手と何かとぶつかるように…入籍先送りで同居から始めてみましたが

イラスト・千葉真 イラスト・千葉真

相談

 30歳の娘は1年前にお見合いパーティーで年上の男性と知り合い、3カ月ほど前に婚約しました。娘はわがままできつい性格です。男性は真面目な人ですが、ときどき激高したり落ち込んだりと不安定なところがあります。

 結婚の準備を進めるにつれ、対立することが増えました。先日は男性の荷物の整理のことでもめ、男性は「自分の人生を否定しないで」といいました。娘はショックで体調を崩し、何日か仕事を休みました。私たちも心配になり、当分入籍は見送ることにしました。どうなるか分かりませんが、とりあえず同居させる方針です。

 2人で話し合いを重ねており、娘は男性に優しく接することを約束しています。男性も、もう怒らないといっています。ただ、今も娘の体調は万全ではありません。同居しても、また同じようなトラブルを繰り返すのではと心配しています。(神奈川県、60代男性)

回答

 ようこそお便りくださいました。拝読して安心したことがあります。お互いに自分の性格を見直し相手に謝っていかれる姿勢があるということです。親から言われたことには反発しますが、大好きな異性から指摘されることで、内観できるようになるものです。本当に仲の良い夫婦は、けんかをしない夫婦ではありません。大切なのはけんかをしても、もう一度やり直せる関係であることです。

 親鸞聖人は僧侶で初めて妻帯したとされています。性欲に負けたからではありません。共同生活から生きる意味を学ばれたのです。一緒に住んでみてはじめて、相手に迷惑をかけていると自覚し、助け合うこと、相手のために泣き笑いすることで、人間が深くなっていくのです。

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