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【江藤詩文の世界鉄道旅】パイナップルエクスプレス(3)ひとり旅には“ノーと言える”技術もときには必要 ハワイアンミュージックをBGMに開拓史を堪能

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
パイナップルエクスプレス(3)ひとり旅には“ノーと言える”技術もときには必要 ハワイアンミュージックをBGMに開拓史を堪能

ホームに入線した「レディ リバティ」号 ホームに入線した「レディ リバティ」号

 でもだいじょうぶ。ひとり旅を楽しむためには、“ノーと言える”技術もときに必要だ。私の経験では、ハワイはサービスが雑でこちらの気持ちを汲み取るようなことはしないが、主張すれば気持ちよく対応してくれる。「写真を撮りたいし手荷物もある」と主張してみると、あっけないほど簡単に別のシートを用意してくれた。

 風通しのよいシートにゆったりと座り、「パイナップル パイナップル」とやたらリフレインが耳に残るハワイアンミュージックをBGMに、車内アナウンスに耳を傾ける。ハワイの開拓史とプランテーションの歴史や、パイナップルをはじめとするハワイの農産物など興味深い。ちなみにBGMは「マノアDNA」というハワイアンミュージシャンの楽曲で、パイナップルエクスプレスのために書き下ろしたオリジナルだそうだ。

 常夏の乾いた風のなか、乗車券を買ってから下車するまでにかかった時間はおよそ1時間半。我ながら単純だと思うが、列車を降りると他の乗客と同様、一目散に甘いパイナップルを買いに走った。

■取材協力:デルタ航空

江藤詩文江藤詩文(えとう・しふみ)旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた 食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプ レ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら

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