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【阿比留瑠比の極言御免】北の暴挙、言葉の抗議に無力感…「非核三原則」見直しが抑止力になる

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【阿比留瑠比の極言御免】
北の暴挙、言葉の抗議に無力感…「非核三原則」見直しが抑止力になる

北朝鮮のミサイル発射を受けて首相官邸に入り、記者団の質問に答える安倍晋三首相=9月15日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影) 北朝鮮のミサイル発射を受けて首相官邸に入り、記者団の質問に答える安倍晋三首相=9月15日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 「北朝鮮が再びこのような暴挙を行ったことは、断じて容認できない」

 北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルをまたも発射したことについて、安倍晋三首相は15日午前、記者団にこう述べた。菅義偉(すが・よしひで)官房長官も記者会見で「繰り返される度を越した挑発行動を、断じて容認できない」と強調した。

 現状を断じて容認できないのはその通りであり、政府高官の表情は一様に厳しいが、ただ同時に、無力感が漂うのも否定できない。

 政府はこれまで、北朝鮮がミサイルを発射したり、核実験を実施したりするたびに、憤りを表明し、強い言葉で抗議してきた。また、国連をはじめ国際社会に働きかけ、米国、韓国などと連携して対北経済制裁決議を主導するなどの外交努力を続けている。日本独自の経済制裁も段階的に強化してきた。

 だが、逆に言うとそれしかできていない。北朝鮮が愚行を思いとどまるような有効な手立ては、一度も打てずにいる。政府内にある無力感のゆえんだ。

 それどころか、北朝鮮の対外窓口機関は13日の報道官声明でこう言い放った。

 「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」

 北朝鮮は日本を、米国に追随するだけで何もできない国だと軽視・嘲笑している。反撃される恐れのない相手など眼中にない。

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