産経ニュース

【めぐみへの手紙】日朝首脳会談から15年 あなたが死ぬ訳がない あの日、力の限り叫んだ

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【めぐみへの手紙】
日朝首脳会談から15年 あなたが死ぬ訳がない あの日、力の限り叫んだ

横田めぐみさんは家族旅行で母、早紀江さんに寄り添い記念撮影した=昭和49年 横田めぐみさんは家族旅行で母、早紀江さんに寄り添い記念撮影した=昭和49年

国家として救う信念を

 15年前、闇に包まれていた北朝鮮が拉致という国家犯罪を行っていたことが明らかになりました。私たちはずっと「この事実から目をそらしてはならない」と必死に訴えてきました。

 ところが、北朝鮮は世界中の批判を顧みず、拉致被害者を帰すことさえせず、核やミサイルを着々と開発しています。それは、破滅へと続く道です。一瞬ですべてが溶け去り壊滅する。日本人は核の恐ろしさを身をもって知っています。世界中が脅威に目を覚まさなければ事態が、いよいよ迫ってきたと実感します。

 長い間、政府に「早く救ってください」とお願いして、他のご家族と一緒に、ありとあらゆる努力をしてきましたが、いまだ拉致は解決できません。めぐみたちの姿は見えず、どこにいるかさえも分からない。なぜこれほど動かないのか疑問といらだちが募ります。

 そして、家族と同じように拉致被害者を思い、非道な国家犯罪に怒り、涙し、私たちを励ましながら闘ってくださった皆さまがたくさんいます。その存在は、私たちが心を折らずに闘い続けてこられた力の源です。

 救出運動が始まったころは、北朝鮮への恐怖や拉致という途方もない事実が信じられず、遠巻きに立ち去る方も多くいました。それでも、灼熱(しゃくねつ)の夏も凍える冬も一年中、街頭に立ち、署名を呼びかけ、あきらめずに解決を訴えた皆さまのご尽力があったからこそ、拉致を解決しようとする動きが日本中に広がりました。

続きを読む

このニュースの写真

  • 日朝首脳会談から15年 あなたが死ぬ訳がない あの日、力の限り叫んだ

関連ニュース

「ニュース」のランキング